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退職を言い出せないときにできること|怖い・引き止められる20代へ

2026年10月14日公開

「辞めたいのに、上司に言うのが怖い」「人手不足だから引き止められるに決まっている」。退職を言い出せずに何か月も過ぎてしまう人は少なくありません。この記事では、まず知っておきたいルールと、言い出すための具体的な方法を順番に整理します。

目次
1. 退職は会社の許可がなくてもできる
2. 言い出しやすくする準備
3. 引き止めへの返し方
4. どうしても無理なら退職代行という選択肢
5. まとめ

退職は会社の許可がなくてもできる

正社員のように雇用期間の定めがない場合、民法では退職の申し出から2週間がたてば雇用契約は終了すると定められています。会社の就業規則に「1か月前までに申し出ること」とあっても、円満に辞めるためにそれに合わせるのが一般的というだけで、会社が退職そのものを拒むことはできません。

契約社員など期間の定めがある場合は、原則として契約期間の満了まで働くことになりますが、やむを得ない事情があるときや、1年を超える契約で1年が経過したときは途中でも退職できるケースがあります。自分の雇用契約書を一度確認しておきましょう。

「辞めさせてもらえない」は気持ちの問題であって、法律の問題ではありません。まずこれを知っておくだけで、かなり気が楽になります。

言い出しやすくする準備

次の職場を先に決めておく

言い出せない理由のひとつは「辞めた後どうするの?」と聞かれるのが怖いことです。転職先が決まっていれば、引き止められても話が前に進みます。在職中の転職活動は、転職エージェントを使えば面接日程の調整なども任せられます。

退職日と伝える言葉を決めておく

「相談があります」ではなく「退職させていただきたく、お時間をください」と最初に結論を伝えると、相談扱いにされにくくなります。退職理由は「一身上の都合」で十分で、不満を細かく説明する必要はありません。

有給休暇の残日数を確認する

有給休暇は退職前にまとめて消化することもできます。給与明細や勤怠システムで残日数を確認し、最終出社日と退職日を分けて考えておきましょう。

引き止めへの返し方

よくある引き止め返し方の例
今辞められると困る引き継ぎはしっかり行います。退職日は〇月〇日でお願いします。
給料を上げるから残ってありがたいお話ですが、気持ちは変わりません。
後任が決まるまで待って後任探しは会社のご判断になるので、引き継ぎ資料を準備します。

ポイントは、相手の事情には共感しつつ、退職日だけは動かさないことです。

どうしても無理なら退職代行という選択肢

パワハラがある、心身が限界に近いなど、自分で伝えること自体が難しい場合は、退職代行サービスを使う方法もあります。本人の代わりに会社へ退職の意思を伝えてもらえます。

ただし運営元によってできることが違います。民間企業が運営するサービスができるのは意思の伝達までで、有給休暇の消化や未払い残業代について会社と交渉することはできません。交渉が必要になりそうなら、労働組合または弁護士が運営するサービスを選ぶのが安全です。

まとめ

そもそも辞めるべきか迷っている人は、まず転職すべきか診断で自分の状態を確かめてみてください。